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英作文が苦手な子へのアプローチ(後編)

 
卒業式や終了式も終わり、新年度を待つ季節となりました。

さて、「英作文が苦手な子へのアプローチ」いよいよ後編です。
(前編中編もあわせてお読みいただければ幸いです。)

ここでちょっと話は変わりますが。
スラッシュリーディングという言葉をご存知でしょうか。
「もちろん!」という方も多くいらっしゃるでしょう。
「なにそれ?」という方もいらっしゃるかもしれません。

英文を読む際に、まとまりのある語句単位にスラッシュを入れることで、
理解を助ける方法です。
(画像は、実際の新中3生の特別レッスンで使用したものです。
詳しくは別の機会に書きたいと思います。)


ここまでお読みになって、ピン!と来た方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そうです、問題文である日本語の文章にスラッシュを入れるのです。

大幅にミスが減った生徒がいるのはもちろんのこと、解答するまでのスピードが格段に上がりました。

中編で書いた、次のような問題。

「この湖は日本で一番大きい。」
「これは日本で一番大きな湖です。」

二つ並んでいれば違いがわかるかもしれませんが
どちらか一方ずつ、別々に読むと、違いに気づかない生徒もいるのです。

スラッシュを入れると、こうなります。
「この湖は/日本で/一番大きい。」
「これは/日本で/一番大きな湖です。」

This lake is とするか、
This is とするか。

スラッシュを入れることで、驚くほど明確になります。

同じく中編で書いた問題、
「私たちの考えを示すのに最も効果的な方法はなんでしょうか。」を
Our idea shows…と書き始めてしまった生徒に、
もう一度スラッシュを入れてごらん、と、
「私たちの考えを示すのに/最も効果的な方法は/なんでしょうか。」
とさせたところ、

What is the most effective way to show our idea?
と英作することが出来ました。


問題文を「きちんと」読んでいない、と言ってしまえばそれまでですが、
どうしたら「きちんと」読ませることができるのか。
少なくとも、スラッシュを入れることによって、
問題文における主語や述語、修飾語、被修飾語を意識すると思われます。

「彼は一番足の早いランナーです。」
「彼は一番早く走ります。」

テストでは一問一問、「早い」は形容詞、「早く」は副詞などと考えるヒマはありません。
況や実際の会話をや、でしょう。

お困りの方、お子さんをお持ちの保護者の方、生徒をお持ちの先生方、
プラスにならなくとも、決してマイナスになることはないと思います。

お役に立てれば光栄です、ぜひ、お試しください。


JUGEMテーマ:英会話
| だからレッスンはやめられない! | 10:58 | comments(2) | - |
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コメント
後藤さま

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| The Bee's Knees English School | 2016/04/11 4:15 PM |
Bee's Knees English Schoolさま、

初めまして。ブログ『高校中退から豪州医学部へ』を展開している後藤大道と申します。いつもブログを楽しく読まさせていただいております。

突然ですが、ブロガーたちが宣伝・交流すると経験値とレベルが上がるシミュレーションゲーム的 iTELLian Community を発足しました。

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後藤大道
| 後藤大道 | 2016/04/10 3:21 PM |
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